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  • 2010/08/23 掲載

<新連載>【守屋 淳の古典戦略ビジネス応用】 第1回:現代人が古典から戦略を学ぶ意味

時代の落とし穴にはまらないノウハウ

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わずかな未来さえ見通しづらく、確実な拠りどころも持ちにくい現代。変化の激しい不透明な時代だからこそ、遙か昔から変わらず受け継がれてきた古典の戦略や思想が、ビジネスの指針や戦略として活用できるのではないだろうか? 連載第1回となる今回は、なぜ現代に生きる私たちが古典の戦略を学ぶべきなのかを、じっくり解剖していこう。
執筆:守屋 淳

守屋 淳

1965年 東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。
大手書店勤務を経て、現在は中国古典、主に『孫子』『論語』『老子』『荘子』『三国志』などの知恵を現代にどのように活かすかをテーマとした、執筆や企業での研修・講演を行う。

Webサイト: http://chineseclassics.jp/

近著『渋沢栄一「論語講義」』平凡社新書
「超要点解説とキーワードでわかる・使えるクラウゼヴィッツの戦略」ソフトバンククリエイティブ
「孫子・戦略・クラウゼヴィッツ」プレジデント社

戦略は本当にビジネスに必要なのか

 筆者は、中小企業の社長さんを対象にした講演会で地方をよく回っています。そんなとき、テーマが戦略に関わる内容だと、終演時にこんな質問を受けることがあります。

 「そもそもビジネスには、戦略なんか必要ないんじゃないの。お客さんと信頼関係を築いて、よいものを提供していればそれで成り立つでしょう」

 実は筆者自身も、この指摘の通りだな、と思うところがあります。自分の仕事を振り返ってみても、謀略を使うような状況なぞ遭ったことがありませんし、好んで使ってみたいとも思わないわけです。

 しかし、そんな見地を踏まえたうえでも、やはり「戦略」は学んでおいた方が好いし、特に「戦略の古典」は学ばないとビジネスマンとして大成はできない、という大きな理由が存在しています。冒頭の今回は、まずこの「なぜ戦略は学んだほうが好いのか」「なぜ戦略の古典を学ぶべきなのか」というテーマを解剖していきたいと思います。

   次ページ >>  すべての理想的な戦略はオーダーメイド

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