- 2010/09/03 掲載
日揮、スペインで日本初の商業用太陽熱発電事業に参入
太陽発電は、太陽光エネルギーを鏡で集光し、オイル等の熱媒体を集熱設備で加熱、その加熱された熱媒体で蒸気を発生させ蒸気タービンを駆動する。化石燃料をほとんど使わないため、温暖化ガスの削減に貢献する。本事業により、約52,000世帯の一般家庭用電力が賄われ、年間63,000トンの温暖化ガスの削減に貢献するという。
同事業の総事業費は、5億ユーロ以上が見込まれている。このうち3億5,000万ユーロは三井住友銀行、香港上海銀行、みずほコーポレート銀行、BNPパリバ銀行からプロジェクト・ファイナンスの融資を受ける。また、独立行政法人 日本貿易保険が同事業に対して地球環境保険枠を適用し、海外事業資金貸付保険の付保を行うという。
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