- 2026/05/20 掲載
グーグルのAI処理、月間3200兆トークンを突破…わずか2年で約330倍に急増
処理量が指数関数的に増加している背景には、AIの利用形態の変化がある。ピチャイ氏は講演の中で、学生が期末試験の準備にAIモデル「Gemini」を活用する事例や、アーティストが動画生成モデル「Veo」や音楽生成モデル「Lyria」を創作プロセスに組み込んでいる現状を紹介した。ユーザーの日常的な利用の広がりに加え、バックグラウンドで自律的に動作し続けるAIエージェントの普及、ならびに入力可能なデータ量を示すコンテキストウィンドウの長大化が影響している。
トークン処理量の爆発的な拡大は、AI市場の主戦場がモデルの事前学習から、実サービスでの推論処理へと移行していることを示している。Googleは膨大な計算需要に耐えうるインフラを確保するため、2026年4月に開催された「Google Cloud Next '26」においてAI処理に特化した独自プロセッサ「TPU」の第8世代モデルを発表済みである。今回の「Google I/O 2026」では、これらのインフラを基盤として、クラウド環境で24時間連続稼働する自律型パーソナルAI「Gemini Spark」を新たに発表し、さらなる処理能力の増強と実用化を進めている。
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