• 2026/05/20 掲載

グーグルのAI処理、月間3200兆トークンを突破…わずか2年で約330倍に急増

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米グーグルのスンダー・ピチャイCEOは開発者向け会議「Google I/O 2026」の基調講演で、同社のAIモデルが処理するトークン量が2026年5月時点で月間3200兆に達したことを明らかにした。トークンはAIがテキストや画像、音声、コードなどを解釈・生成する際の基本データ単位を指す。
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「Google I/O 2026」での発表が注目されている
(画像:Google)
 同社が公表した推移データによると、月間の処理トークン量は2024年時点で9.7兆トークンだった。これが2025年には480兆トークンへと拡大し、2026年には3200兆へと急増。前年比で約7倍、2年間で約330倍に膨れ上がった計算になる。1秒あたりの処理量に換算すると、およそ12億トークンが常時処理されている規模となる。

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【画像付き記事全文はこちら】2年で伸びすぎ…月間処理トークンの推移
(出典:Google)

 処理量が指数関数的に増加している背景には、AIの利用形態の変化がある。ピチャイ氏は講演の中で、学生が期末試験の準備にAIモデル「Gemini」を活用する事例や、アーティストが動画生成モデル「Veo」や音楽生成モデル「Lyria」を創作プロセスに組み込んでいる現状を紹介した。ユーザーの日常的な利用の広がりに加え、バックグラウンドで自律的に動作し続けるAIエージェントの普及、ならびに入力可能なデータ量を示すコンテキストウィンドウの長大化が影響している。

 トークン処理量の爆発的な拡大は、AI市場の主戦場がモデルの事前学習から、実サービスでの推論処理へと移行していることを示している。Googleは膨大な計算需要に耐えうるインフラを確保するため、2026年4月に開催された「Google Cloud Next '26」においてAI処理に特化した独自プロセッサ「TPU」の第8世代モデルを発表済みである。今回の「Google I/O 2026」では、これらのインフラを基盤として、クラウド環境で24時間連続稼働する自律型パーソナルAI「Gemini Spark」を新たに発表し、さらなる処理能力の増強と実用化を進めている。

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