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- 2010/10/14 掲載
“ビジネスモデルを持った”Twitterサービス「Yammer」からみる企業向けマイクロブログを巡る戦い【○○はビジネスになるか(15)】
Salesforce Chatterにも注目!
ローカルTV記者、全国紙記者を経て、ITやビジネス分野のライティングを手がける。NTTPCコミュニケーションズ運営時のCNET、(株)ガリレオの「Infostand」などで執筆。四半世紀以上前に数年間住んだインドが“IT先進国”になったことを、どうしても信じられない。
幅広い人気を獲得したTwitter
Twitterは、「ツイート(投稿)」、「リプライ(返答)」、「リツイート(再投稿)」というシンプルな機能で情報が伝達されるコミュニケーションツールだ。140文字という制限も、慣れてしまえば、むしろ使いやすい特徴となる。メールほど文章に気を遣うこともないので、頻繁に情報を投げるのも負担にならない。会社という内輪のメンバーの連絡やコミュニケーションに向いたサービスといえる。たとえば、出勤・退社・外周りの短い連絡・報告、ちょっとしたお知らせ・質問、おもしろいニュースの紹介など、社内で顔を合わせて行うような日常的な会話を、ネットワークに載せてしまう感じだ。リアルタイムで投稿・閲覧されることで素早い進行となるし、より多くの社員の目に触れられるので“衆知”を集めることもできる。
また、Twitterは、比較的年齢層の高いユーザーにも敷居が低いという特徴がある。ネット視聴率調査会社の米comScoreが昨年行った調査によると、Twitterを最も使っている年齢層は、「45歳~54歳」、次いで「25歳~34歳」「35歳~44歳」の順となったほか、Google傘下のDoubleClickによる日本のユーザーに対する調査でも、「35歳~44歳」が4割を占め、これに「45~54歳」が21%、「25歳~34歳」の16%と続き、「55歳以上」も6%となっている。一方で、フェースブックなどの代表的なSNSで多い10代から20代前半の若者は相対的に少ないことが分かった。経営層や管理職といった年齢の人たちも比較的抵抗感なく入っていけると考えられる。

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