• 2010/12/15 掲載

日本IBM、パスコ、三菱電機、三次元地理空間情報で協業 東南アジアの都市開発へ

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日本アイ・ビー・エム、パスコ、三菱電機は15日、三次元地理空間情報を都市開発に活用するシステム開発で協業すると発表した。交通や環境、防災対策、インフラ保全など、スマートシティビジネスで東南アジアをはじめとする世界各地へ展開していく。
 従来の地理空間情報の収集は、衛星測量や航空測量の成果をベースに、地上測量や現地調査を行い、高精度化を図る手法が主流だったが、精度の高いデータの効率的かつ迅速な取得、情報の更新頻度向上に課題を抱えていた。

 今回3社が提供するソリューションでは、収集した地理空間情報の活用およびサービスを国や自治体、企業や生活者の視点で想定、三次元地理空間情報インフラパッケージとして提供していく。

 日本IBMでは、IBMが世界で展開している各種都市開発プロジェクトで得た知見やノウハウを提供、パスコは、高精度な三次元地理空間情報を、航空機、移動体GPS測量機器「モービルマッピングシステム(MMS)」で収集し、必要な情報を付加した空間情報として提供する。

 三菱電機は、移動体GPS測量において絶対位置精度10cm以下を実現するための「電子基準点網」と「FKP方式による測位補強システム」、さらにこれらに基づいて高精度な3次元地理空間情報を効率的に取得するモービルマッピングシステム(MMS)を提供する。FKP方式とは、広範囲を計測するMMSにおいて最適な補正方式の1つ。

 これらは将来、日本が展開する準天頂測位衛星「みちびき」を活用すれば、東南アジア・豪州地域における効率的なインフラとして利用できるという。

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