ダイワボウ情報システムとシマンテックは、中小企業、地方自治体、学術機関向け情報保護対策の分野で協業することを発表した。

　今回の協業によって両社は、ダイワボウ情報システムが企業向けに販売しているパソコンに、シマンテックの企業向けエンドポイントセキュリティ製品「Symantec Endpoint Protection」およびデータバックアップ/リカバリ対策ソフトウェアの「Symantec System Recovery 2011」を、要望に応じてプリインストールし、ダイワボウ情報システムの販売代理店を通じて、6月中旬より、主に全国の中小企業、地方自治体、学術機関向けに販売する。

　「Symantec Endpoint Protection」は、ウイルス対策、スパイウェア対策、ファイアウォール、不正侵入の防止、デバイス制御、アプリケーション実行制御などの防御技術を統合し、一元管理可能な企業向けエンドポイントセキュリティ製品。「Symantec System Recovery 2011」は、ベアメタルや異機種混合、リモートあるいは仮想化システムなどのシステム環境に左右されることなく、物理および仮想システムを復旧可能なデータバックアップ/リカバリ対策ソフトウェアとなっている。

　シマンテックでは、両製品に関するテクニカルサポートを提供する。シマンテックにおいては、全国規模での中小企業向け情報保護対策製品のプリインストール版販売は初の試みとなる。