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  • 2011/09/02 掲載

企業のデータバックアップと障害復旧を向上・低下する6つのポイント

世界13か国の調査から読み解く

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今後の日本企業の行く末を案じる空気が高じる中、3月には未曾有の大震災が東日本を襲った。混迷の中にある日本企業にとって、その命綱とも言うべきデジタル資産の安全確保が急務となった。今、事業継続やバックアップ、災害復旧に対し、早急な対策が必要とされている。本稿では世界13か国でのバックアップへの取り組みの現状調査からバックアップと障害復旧を向上、あるいは低下させる6つのポイントを紹介する。本稿から大震災後の日本企業が対応するべき点について見出していただきたい。

信頼度が高い国として、日本が3位にランクイン

 まず、調査の全体を通して、バックアップとディザスタリカバリのあらゆる分野で高得点を獲得したのが、ドイツとオランダだった。それを追随するのが日本である。日本は特に、プロセスや手順、またバックアップやディザスタリカバリに必要なテクノロジとリソースを持つ点が評価された。また、重大な障害発生時に問題なくバックアップ、ディザスタリカバリ操作が機能すると回答した割合が73%と高く、かつ、71%が最適なスタッフが配備されていると回答。自社への高い信頼度を見せた。

photo
図1 世界各国のDR(災害復旧)のプロセスと手順に関する信頼度
(出典:アクロニス世界障害復旧評価指標:2011)

 一方で、日本は多様な環境ごとにデータを管理する傾向が世界で一番高く、そのような環境の企業のうち、70%が物理と仮想環境で異なるバックアップソリューションを使っていた。管理コストの面での改善を考慮する必要があると言えるだろう。

バックアップ/障害復旧の信頼度を向上、または低下させる6つのポイント

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