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  • 2012/04/03

米国でクレジットカード情報1000万件が流出?個人情報漏えい件数の読み方

正しい数字は何か

3月30日(米国時間)、クレジットカード決済処理大手の米Global Paymentsは不正アクセスにより、クレジットカード情報が流出した可能性があると発表した。セキュリティベンダーであるソフォスによれば、漏えい件数は最大で1000万件に上る可能性があるという。この数字が事実であれば、2005年に発生した4000万件のカード情報が流出した事件に続く大規模な情報漏えい事件となりうる。4月2日時点でようやく日本でも本格的な報道がはじまっているが、問題はその数だ。数千、5万、150万、1000万と非常に大きな開きがある。

フリーランスライター 中尾真二

フリーランスライター 中尾真二

フリーランスライター、エディター。アスキーの書籍編集から、オライリー・ジャパンを経て、翻訳や執筆、取材などを紙、Webを問わずこなす。IT系が多いが、たまに自動車関連の媒体で執筆することもある。インターネット(とは言わなかったが)はUUCPのころから使っている。

フルトラック情報が漏れたとされるクレジットカードの情報漏えい

 3月30日、米国のウォールストリートジャーナルが、VISA、MASTERカードのアカウント情報がハッキングされたという記事を掲載した。同日公開された、セキュリティベンダーのソフォスのブログでは、このハッキングによって影響をうけるアカウント数は最大で1000万件と述べている。

 この事件は、3月上旬にGlobal Paymentsというペイメントプロセッサー(決済代行事業者)のシステムに侵入の痕跡が発見され、アカウント情報が流出した可能性が高いというものだ。アクセスされた可能性のある情報は、トラック1、トラック2と呼ばれる情報であり、これにはカード番号、カード名義、暗号化されたPINコード、CVV(カード検証値)などが含まれる。偽造カードの作成には十分な情報であり、暗証番号が解読されやすいものであれば、不正利用にもつながる。

 Global Paymentsは、米国でも有数のペイメントプロセッサーであり、VISA、MASTERのほか、American Express、Discoverなど、主なクレジットカード会社とも取引のある業界最大手のひとつである。

被害件数がメディアによってばらつくのはなぜか

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