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米フェイスブックは9日、写真共有サービスを手がける米インスタグラムを買収することで合意したと発表した。買収額は10億ドル。買収は2012年第2四半期に完了する見込み。
インスタグラムは、2010年10月に開始した写真共有サービス。グーグルでGmailを開発したケビン・シストロム氏らが立ち上げた。設立当時、FlickrやPicasaなどの写真サービスが既に存在し、写真共有サービスとしては後発だったにもかかわらず、サービス開始後の1週間で10万ユーザーを集めるなど、急速に利用者を拡大して注目を集めていた(参考リンク:
モバイル写真共有の新星インスタグラム成功の選択)。現在のユーザーは1500万とも3000万とも言われている。
フェイスブックのCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏は、インスタグラム買収について、同社サービスとの連携を強化すると述べる一方で、独立した運用体制を維持するとともに、フェイスブック以外と連携していく機能についても継続して提供する意向を示した。
フェイスブックにとって、「これほどのユーザーを抱える大掛かりな買収は初めて」(ザッカーバーグCEO)となる。
フェイスブックは5月にもNASDAQに上場し、
50億ドル調達するとみられている。
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