- 2012/04/24 掲載
コーヒーのUCCが世界3位に、英ユナイテッドコーヒーを買収
同社は、各国の大手小売量販店のプライベートブランドを供給する「家庭用事業」と、英マクドナルドなどのフードサービスチェーンなどに複数のブランドでコーヒー豆や抽出機器、関連商品を販売する「業務用事業」の2つが大きな柱。
約2万社を超える顧客を持ち、2011年の事業規模は連結売上高で4億2,194万ユーロ(約453億円)、コーヒー販売量(生豆換算)は約7万2000トンにのぼる。なお、UCCグループ全体の2011年度の事業規模は、連結売上高2,648億円、コーヒー販売量(生豆換算)は約9万2000トンだった。
欧州のコーヒー市場は全世界の約35%を占める世界最大のマーケット。UCCグループでは、同社を買収するUCC Europeをグローバル戦略の要と位置付ける。また、本買収により、海外事業比率は売上高で約20%、コーヒー販売量は約16万8000トンと世界トップクラスの規模になる。

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