富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ（富士通SSL）は、企業のFacebookページに公開するすべてのコンテンツの運用・管理を行う「WebコアSNS」を7月1日に販売開始する。


　「WebコアSNS」は、同社が開発したWebコンテンツ管理システム「WebコアEnterprise」の持つ承認ワークフロー機能やアーカイブ機能を活用し、ソーシャルメディアの中でも企業利用の多いFacebookを対象としたコンテンツ運用・管理システム。投稿者がテンプレートに記事を書き込み承認を依頼すると、承認者にメールを送信する。承認者が自社のガイドラインに適合しているかなど投稿内容を確認し、承認することでFacebookに記事が公開される。公開前の管理手順のシステム化により、発信内容の確認や責任所在の明確化ができ、安全安心な運用のもとFacebookを通じた社外コミュニケーション活動を実施することが可能だ。また、アーカイブ機能により、承認履歴の管理や過去の投稿内容の閲覧ができるため、監査証跡としても活用できる。

　企業向けFacebook 1アカウントにつき、製品価格は892,500円、年間保守費は133,875円。2年間で500ユーザーの販売を目指し、今後はFacebook以外のソーシャルメディアにも「WebコアSNS」の適用範囲を拡大していく予定という。