• 2013/02/14 掲載

リコーの複合機がSuicaに対応、「Ridoc IO Gate 交通系電子マネー課金オプション」

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リコーは13日、JR東日本メカトロニクスが提供する交通系電子マネー対応のホールド型決済端末と連携し、交通系の非接触式ICカード「Suica」でコピー・プリントサービスの決済が行えるシステムを開発したと発表した。リコーが提供する統合プリント管理システム「Ridoc IO Gate(リドック アイオー ゲート)」のオプションとして、大学などの教育機関や図書館を中心に2月15日から提供を開始する。
 今回、リコーが発表したのは、同社の複合機・プリンターから交通系の電子マネー「Suica」を利用して出力することができる「Ridoc IO Gate 交通系電子マネー課金オプション」。

 これにより、コピーやプリントの利用料金を、「Suica」や、ICカード学生証に定期券などの交通乗車券機能を併せもった「Suica付学生証」で支払うことが可能になる。

 また、クライアントPC側に特別なソフトウエアの導入や設定を行う必要がなく、シンプルな仕組みでシステムを構築できるほか、さまざまなタイプの運用にも柔軟に対応できるという。ただし、カードタイプ以外の交通系電子マネーは利用できない。

photo
交通系の非接触式ICカード「Suica」を利用する際のシステム構成図

 さらに今回、印刷枚数の管理などが行えるプリント管理システム「Ridoc IO Gate」の機能強化を実施。対応機種をこれまでのプリンターからデジタル複合機に拡張し、コピー出力の課金管理も可能にした。また、印刷枚数の上限設定や課金方法について、利用環境に応じてきめ細かい設定が可能になったという。

 価格は30万円(本オプションを利用するには、JR東日本メカトロニクス製ホールド型決済端末「H-LD-10」や操作端末PC、リコー製複合機・プリンターが別途必要となる)、2月15日から提供を開始する。リコーでは年間150本の販売を見込む。

 近年、大学では学内事務の効率化や学生向けサービスの向上を目的に学生証のICカード化が進み、講義の出欠確認や大学内におけるさまざまなサービスに対する利用料金の決済をICカードで行うケースが増えているという。リコーでは今回、こうした大学内におけるICカードの利用動向を踏まえたシステム開発を行った。

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