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  • 2015/02/23 掲載

オートバックスとカクヤスの驚くべきオムニチャネル展開、アマゾンに勝つECサイトとは

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カー用品を販売するオートバックスセブンと、酒類や飲料の無料配送で革命を起こすカクヤス。いち早くネット通販サイトを立ち上げた両社だが、業界の常識を覆すサービスでオムニチャネルへの取り組みを加速させている。オートバックスセブン Eコマース推進部 部長の小野田裕繁氏とカクヤス WEB事業部 WEB販売企画課 課長の由布維一氏が明かした。

ネット通販を突き詰めたオートバックスとカクヤス

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10月にオープンした「オートバックス・伊勢原」
 1947年創業のオートバックスは、グループ店舗のフランチャイズ本部としてカー用品の卸売/小売、車検/整備、車の販売や買い取りなどを行っており、2015年1月時点での店舗数は583店舗にのぼる。

 同社では2000年からネット通販に対する取り組みを開始。まずはautobacs.comというサイトを開設したが、当初は店舗で販売する商品をWebサイトで紹介するだけで、ECというよりもむしろ「リアル店舗の販売促進のための施策の一環だった」。現在は、アマゾンや楽天、ヤフーなどにもショップを構え、販促からネット通販へシフトした。

 実際の店舗ではタイヤやバッテリー、オイルなど1万~1万5000点、大きいお店では2万5000~3万点のカー用品を取り扱っているが、ネット通販ではそれらに加えて、カーナビやETC車載器など車関連の商品を幅広く提供している。

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カクヤスの等々力店
 一方、1921年創業で、酒類や食品などを取り扱うカクヤスは、一般消費者への小売と飲食店への卸業務を行っており、首都圏に約150店舗、大阪までを含めると約160店舗を展開している。

 そんな同社のネットショップの立ち上げは2008年で、以後順調に業績を伸ばし、初年度から2013年にかけておよそ5倍の規模にまで成長した。2014年12月現在の登録商品数は約1万品目で、月間アクセス数は700万PVにのぼる。また顧客接点を増やすために、楽天やヤフーなど7つのモールに出店している。

【次ページ】業界の常識を覆すサービスで躍進

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