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  • 2026/02/10 掲載

1度は伸び悩んだ3COINS…なぜ今、急拡大? 売上爆増を実現した“ある路線変更”とは

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約200店舗で伸び悩んでいた雑貨チェーン「3COINS」が、わずか数年で急拡大を果たした。2020年度に200店舗を突破した後、2023年度には300店舗を突破し、現在では約380店舗と、400店舗到達も目前だ。運営元のパルグループホールディングス(HD)はアパレル企業だが、3COINS事業はすでに主力の収益源となっている。大胆な戦略転換が功を奏し、売上も急成長しているが、どのような路線変更が行われたのか、詳しく見ていこう。
執筆:山口 伸

山口 伸

経済、不動産分野のライター。小売・飲食を中心とした企業分析記事や、都市開発、不動産市況に関する記事を手がける。理系の会社員だったが、ライター業に専念するため独立した。趣味で簿記・ファイナンシャルプランナーの資格を取得する。

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店舗数が急増している3COINSで一体何が起こっている?
(Photo:Muhammad Anuar bin Jamal/Shutterstock.com)

成長が続くも2018年ごろに停滞

 3COINSは、CIAOPANICやrusset、BIRTHDAY BARなどを展開するパルグループHDが運営している。同社は1994年に初の雑貨業態として300円ショップの「3COINS」を出店。キッチン雑貨やアクセサリー類をそろえた。

 当初はメーカー・問屋などから商品を買い付け、方向性も定まっていなかったが、オリジナル商品を開発してテーマカラーを黄緑色に統一。2000年代から店舗数を拡大した。2013~2014年ごろに100店舗を突破し、知名度を高めていく。

 しかし2018年以降、3COINSの店舗数は200前後で頭打ちとなり、同事業の売上高も約250億円にとどまった。当時の3COINSはピンク・水色などカラフルな雑貨を前面に出し、キャラクターとのコラボグッズを販売するなど、女性受けを狙ったような商品が中心だった。本部も20代女性の来店を想定していた。

 ヴィレッジヴァンガードが約400店舗で頭打ちとなったように、必需性の低い雑貨類の需要は限られている。当時の3COINSも目的買いではなく、衝動買いを狙ったような店舗であり、それ以上の需要を開拓できなかったと考えられる。 【次ページ】功を奏した路線変更、重視したある要素
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