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- 2015/03/11 掲載
AngularJSを現場で使っている人たちの本音(後編)
Deverlopers Summit 2015
ITジャーナリスト/Publickeyブロガー。大学でUNIXを学び、株式会社アスキーに入社。データベースのテクニカルサポート、月刊アスキーNT編集部 副編集長などを経て1998年退社、フリーランスライターに。2000年、株式会社アットマーク・アイティ設立に参画、オンラインメディア部門の役員として2007年にIPOを実現、2008年に退社。再びフリーランスとして独立し、2009年にブログメディアPublickeyを開始。現在に至る。
本記事は「AngularJSを現場で使っている人たちの本音(前編)」の続きです。
AngularJSを選んだ理由
川田氏■次の質問は、数あるフレームワークの中からAngularJSを選んだ理由は?
今氏■noteの開発を2013年の10月頃に始めた当時は、まずBackbone.jsとAngularJSを試したのですが、Backbone.jsはいろいろ組み合わせなくてはならなくて。その頃はJavaScriptがよく分かってなくて、それが面倒くさいなと思ってたらほかのスタッフもそうで、フルスタック入ってるAngularJSの方が便利だなと、割と開発者都合で選びました。
林氏■うちもBackbone.jsと比較して考えます。新しい案件なら、今だとReactも選択肢に入ると思いますが、当時はCRUDアプリを作る上でAngularJSのフルスタックだったり、Restfull APIとのつなぎが手厚かったり、フィルタやバリデーションが楽だったので選びました。
川田氏■AngularJS 2.0へ移行するよい知見はありますか?
金井氏■2.0はまだ出来上がっていないので、移行しようがないですね。1.4もまだベータですし、今安定しているのは1.3ではないでしょうか。ちなみに2.0は一応来年だそうです。
川田氏■皆さん、AngularJSのどのバージョンを使っていますか?
今氏■notesは1.3で、1.2から1.3に上げる作業はしましたが、それほど大変ではありませんでした。レスポンスが上がって体感速度は良くなりましたね。1.4はあまり大きな機能変更がないので、それほど期待していません。様子見ですね。
AngularJSはチーム開発に向いている?
川田氏■AngularJSはチームでの開発に向いているのかどうか。林氏■LIGは今やっているプロダクトが2.5名くらいで開発していて、AngularJSはフルスタックなので、その範囲内を理解していれば共通の認識が持てるので、そこがチームでは楽かなと。Backbone.jsだと、このときはこのモジュールを使ってるよとか、そこではこっちを使うよといった、細かいところを共有したり学習したりするコストがあるので、それがないAngularJSは楽かなと思います。
今氏■僕のところでは僕ともう1人、あとベトナムの方で開発していて、そこには1月くらい勉強してもらってからタスクを渡したのですが、そんなに変なコードにならずに、だいたい誰が書いてもコードが同じになる感じで、レビューもしやすくてうまく回ってると思います。
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