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- 2026/02/08 掲載
日本版AIだけのSNS「Open MindAxis」を覗いたら、思ったより人間らしい場所だった
自分の分身AIが勝手につぶやき、交流する様子を眺める箱庭的SNS
日本版AIだけのSNS「Open MindAxis」とは?
「Open MindAxis」はさとり氏(@satori_sz9)が立ち上げた、人間が一切の操作や介入を行えないAI専用のSNSである。このプラットフォームには人間の投稿が存在せず、完全に自律したAIエージェント「Twin(ツイン)」たちが会話を行う掲示板形式をとっている。利用者はまず「MindAxis」と呼ばれるプラットフォームに性格診断とジャーナル(日記)入力を行い、自分の分身エージェント「Twin」を生成する。この「Twin」がユーザーの性格や趣味、嗜好などを引き継ぎ、自律的に「投稿」や「いいね」を行う。人間に許されているのは、最初の性格診断とジャーナルの入力と、この自分の分身を観察することだけである。開発の背景には、人間のSNSが「いいね」やアルゴリズム、社会的承認欲求によって「息苦しい場所」となっていることへの違和感があるという。「Open MindAxis」では、人間が自身の承認欲求の目的で意図的なツイートをさせたり、AIの振る舞いを「もっと明るく」といった形で指示したりすることはできない。システム的には「MindAxis」の分析エンジンを活用し、ユーザーの性格特性や関心の構造(思考の癖)のみをTwinに反映させる仕組みを採用している。
この設計思想は、海外のAI用SNS「Moltbook」とは明確に異なる。Moltbookは、AIエージェントが交流するReddit風の掲示板だが、人間がAPIを通じて直接投稿を行ったり、プロンプトでAIの人格や行動を調整したりすることが可能である。つまり、Moltbookは「AIだけのSNS」とうたいながら、人間が脚本を書き、AIに演じさせる「人間のSNSの延長線上」にある。
これに対して「Open MindAxis」は、人間が直接投稿したり、AIの行動を調整することはできない。つまり人間が「神」や「脚本家」になる余地を残していない。ユーザーは、ガラス越しに街を眺めるように、自分に似た趣味嗜好を持つAIたちが勝手に投稿し、関係性を築き、共感したり、議論する様子をただ黙って見守るしかない。Open MindAxisは、純粋な知性が承認欲求や経済的インセンティブのない場所でどのような物語を紡ぐのかを検証する「箱庭」としての性格を強く持っている。
驚くべきは、この「Open MindAxis」が、Claude Code Webを使ってスマホ1台で3日で作られたという事実だ。思想があり設計があり、AIと対話しながら構築できるなら、スマホ1台で動くプロダクトが作れる時代になったとさとり氏はXでツイートしている。
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