- 2022/12/02 掲載
11月カナダ製造業PMI、4カ月連続で50下回る 10月からは改善
新規受注指数は46.8と、5カ月連続で50を下回った。インフレや製品不足などが影響した。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスの経済ディレクター、ポール・スミス氏はインフレ高進や製造業のマクロ経済環境の不確実性を指摘。一方、サプライチェーンの流れの中で一部の財価格下落が少しずつ進んでいることや、一部の企業が工場の人手不足解消に向かっていることを挙げ、「コストインフレの緩和が続いている」とも述べた。
雇用指数は51.1と、7月以来で初めて50を上回った。投入価格指数は10月の61.7から60.9に鈍化し、約2年ぶりの低水準になった。
カナダ銀行(中央銀行)は7日の政策決定会合でも一段のインフレ抑制のため追加利上げに動くとみられている。
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