- 2022/12/07 掲載
中国外貨準備、11月は3.117兆ドルに増加 予想上回る
[北京 7日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)が7日発表した11月末時点の外貨準備高は前月末から651億ドル増の3兆1170億ドルで、予想を上回った。ドルが他の主要通貨に対して下落した。
ロイターがまとめたアナリスト予想は3兆1000億ドル。10月末時点では3兆0520億ドルだった。
中国国家外為管理局(SAFE)は、ドルが下落し、世界の金融資産の価格が上昇する中で、11月に外貨準備高が増加したと説明した。
人民元は11月に対ドルで約3%上昇し、ドル指数は5.1%低下した。
人民元は今年に入って一時は大幅に下落。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が早ければ12月にも利上げペースを落とす可能性を示唆したことから、最近はドルに対して持ち直しの動きが出ている。
11月末時点の金準備は6367万トロイオンスで、10月末の6264万トロイオンスから増加した。金準備が変動するのは2019年9月以来。
ドル建てでは1116億5000万ドル、10月末は1026億7000万ドルだった。
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