１１月ビール類販売、４社減＝「駆け込み」反動続く

ビール大手４社が１２日発表した１１月のビール系飲料（ビール、発泡酒、第三のビール）販売実績によると、１０月の値上げ前に広がった駆け込み需要の反動減が続き、４社とも前年同月を下回った。キリンビールなどの推計では市場全体で８％減と、２カ月連続のマイナス。

メーカー別では、金額ベースで公表するアサヒビールが７％減。数量ベースで公表するキリンは８％減、サッポロビールも７％減で、主に家庭用の缶商品の減少幅が大きかった。サントリーはビールのリニューアル商品が好調で２％減にとどまった。

【時事通信社】