- 2022/12/15 掲載
米輸入物価、11月は5カ月連続で下落
ロイターがまとめたエコノミスト予想は、関税を除く輸入価格で前月比0.5%下落だった。
10月は0.4%下落していた。
11月の前年同月比は2.7%上昇し、伸び率は2021年1月以来、1年10か月ぶりの低さだった。10月は4.1%上昇していた。
米労働省が13日発表した11月の消費者物価指数(CPI)も伸び率が鈍化していた。
米連邦準備理事会(FRB)は14日に政策金利の50ベーシスポイント(bp)引き上げを決定すると見込まれている。前回の11月までは4回連続で75bp引き上げていた。
11月の燃料・潤滑油の輸入価格は前月比2.8%下落。10月は2.7%下げていた。
11月の石油・石油製品は3.3%下落。一方、食品・飼料・飲料は1.8%上昇した。
燃料、食品を除くコア輸入物価は0.6%下落。10月は0.1%下げていた。米国の主要貿易相手国の通貨に対するドル高で伸びが抑えられた。
ドルは今年に入ってから貿易加重ベースで約6.2%上昇している。
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