- 2022/12/15 掲載
米AIG子会社が破産法適用申請、金融危機で事業ほぼ停止状態
FPは08年に事業をほぼ停止しており、破産がAIG、およびAIGが最近スピンオフ(分離・独立)した生命保険・退職事業部門コアブリッジ・ファイナンシャルに大きな影響を与えることはないという。
デラウェア州ウィルミントンの破産裁判所に提出された書類によると、FPはサブプライム住宅ローン市場の崩壊時にAIGに多額の損失を負わせることになったクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)契約を抱えていた。
AIGのCDSによる損失は、最終的に1823億ドルの連邦政府による同社救済措置につながり、AIGは12年にこれを返済した。
FPに直接雇用する従業員はおらず、08年に大部分が閉鎖された後は金融商品の小さなポートフォリオを維持していた。破産法の申請で事業の整理を完了させるという。
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