日銀の決定、緩和の持続性高め物価目標の実現目指すもの＝官房長官

［東京　２０日　ロイター］ - 松野博一官房長官は２０日午後の会見で、日銀が長期金利の変動幅拡大を決定したことなどについて、「金融緩和の持続性を高め、物価安定目標の実現を目指すものと受け止めている」と語った。

日銀の政策発表後に日経平均株価とドル／円相場が急落したことについては、「今後とも市場の動向をしっかりと注視したい」と述べるにとどめた。

日銀は同日午前の金融政策決定会合で、１０年物国債金利の許容変動幅をプラスマイナス０．２５％から同０．５％に拡大するとともに、長期国債の買い入れを増額することを決めた。