- 2022/12/28 掲載
東証が企業価値向上で論点、ROE一定水準以下は改善策開示など
東証が公表した資料によると、資本効率や株価に対する意識改革のため、上場企業のPBRやROEの一覧を公表する取り組み案も示した。これまでの議論では、全上場企業の約半数がPBR1倍割れやROE8%未満という状況にメスを入れる必要性などが指摘されたという。
海外投資家を呼び込むための英文開示の拡充に向けては、将来的にプライム上場企業に義務付ける方向性やスタンダード・グロース市場の促進のあり方などの議論を求めた。
東証は今年4月に市場区分を変更した。会議は、区分見直しの実効性を高め、投資家の評価などをフォローアップするための有識者会議で、東証が事務局となっている。
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