- 2023/01/03 掲載
ユーロ圏製造業PMI、12月改定47.8 生産改善で先行き楽観的に
生産指数は47.8と、7カ月連続で50を下回ったものの、前月の46.0から上昇し6月以来の高水準となった。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのチーフビジネスエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「生産指数が2カ月連続で改善したのは明るい兆しだ。サプライチェーンの回復の兆し、インフレ圧力の顕著な低下、政府支援もあって域内のエネルギー危機への懸念が後退し見通しは明るくなっている」と述べた。
投入価格と産出価格の各指数は、依然高水準ながら大幅に低下した。
将来の生産指数は48.8から53.8に上昇と楽観的見方に転じた。ウィリアムソン氏は「8月以降で初めて、今後1年を楽観視する人が悲観視する人を上回り、景況感が着実に改善していることをうかがわせた」と指摘した。
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