ＥＣＢの政策金利、夏までにピークに達するべき＝仏中銀総裁

[パリ ５日 ロイター] - 欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は５日、ＥＣＢの政策金利は夏までにピークに達するべきで、利上げを「過度に機械的」にすべきではないと述べた。

新年の演説で「夏までに適切なターミナルレート（政策金利の最終到達点）に達することが望ましいが、どの水準に達するかに言及するのは時期尚早だ」と指摘。「過度に機械的な利上げに固執することなく、基調的なインフレ率などの観測データに基づいて実用的に判断する必要がある」とした。

またＥＣＢには必要な限りターミナルレートを維持する用意があるとした。