- 2023/01/16 掲載
米ベインキャピタル、ヴァージン・オーストラリア再上場を検討
世界的な金融市場の不透明感から昨年は資本市場の活動が大きく失速したが、ヴァージン・オーストラリアが再上場すれば豪市場で今年最大の新規株式公開(IPO)の一つとなる可能性が高い。
シドニーに拠点を置くベインのパートナー、マイク・マーフィー氏は、ヴァージン・オーストラリアの成長継続と長期的繁栄に向けた最善の方法を今後数カ月で検討すると表明。「同社の将来のIPOにおいてベインキャピタルは現時点で株式のかなりの部分を維持する意向だ」と述べた。
ベインは豪証券取引所にヴァージン・オーストラリアを再上場する最善の時期や構造について助言を求める方針を示したが、まだ決定は下されていないとも述べた。
ベインは2020年、任意管理手続きに入り経営破綻したヴァージン・オーストラリアを負債も含め35億豪ドル(24億5000万米ドル)で買収した。
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