- 2023/01/18 掲載
英CPI、12月前年比+10.5%に鈍化 食品は77年以来の大幅上昇
CPI上昇率は10月に前年比11.1%と41年ぶりの高い伸びを記録したが、11月(10.7%)、12月と低下した。市場予想も10.5%上昇だった。
ガソリンや衣料の価格がCPIを押し下げる一方、食品・非アルコール飲料は前年比16.8%上昇し77年9月以来の上昇率だった。
ONSのチーフエコノミストは「食品価格が引き続き上昇した。店舗やカフェ、レストランでも価格が上昇している」と指摘した。
エネルギー、食品、アルコール、たばこを除外したコアCPIは11月と同じく前年比6.3%上昇だった。
ハント財務相は、CPIを受け、高インフレは「家庭や財政にとって悪夢」で、企業投資に打撃を与え、ストライキにつながったと指摘。「どんなに厳しくとも、インフレを抑制する計画を堅持する必要がある」と述べた。
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