- 2023/01/18 掲載
インフレとの戦い終わらず、ECBガイダンスは有効=仏中銀総裁
これに先立ち、ブルームバーグは一部のECB当局者が3月の利上げ幅縮小を検討していると報じていた。
総裁は、2月に50bpの利上げを実施し、その後も50bpの利上げを実施する可能性があるとのラガルドECB総裁のガイダンスは依然として有効だと発言。ユーロ圏の経済は数カ月前に懸念されていたよりも好調で、リセッション(景気後退)を回避できる可能性があるとの見解も示した。
世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)でビルロワドガロー総裁は、欧州はおそらく米国と同じような状況と指摘し「経済活動は予想以上に底堅く、今年は景気後退を回避できるだろう。3カ月前は予想していなかった」と語った。
インフレ率は今年上半期にピークを迎える可能性が高いとの見方を示した。基調的インフレ率が頂点に達するのは総合インフレ率の後で、急激な物価上昇に対する戦いにまだ勝利していないと述べた。
総合インフレ率は2024年終盤か25年序盤にECBの目標である2%に低下する可能性があるという。
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