- 2025/07/11 掲載
米テスラ、インド市場に本格参入へ 15日に初のショールーム開設
[11日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラは来週、ムンバイにインド初のショールームをオープンし、世界第3位の自動車市場であるインドに本格参入する。
10日遅くに出したメディア向けの招待状で、15日の開設イベントは「インドにおけるテスラのローンチ」としている。
1─6月の通関記録によると、テスラは主に中国と米国から約100万ドル相当の車両、充電器、アクセサリーをインドに輸入。ただ、同社のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は輸入関税が高いとの不満を漏らしている。
モディ印政権は長年にわたってテスラを誘致。昨年にはマスク氏がインドを訪問し、現地生産を盛り込んだ20億─30億ドルの投資を発表すると見込まれていたが、直前になってこの訪問は取り消された。
テスラは現時点ではインド生産に関心がないとの考えを伝えている。
トランプ米大統領はこれまで、テスラがインドの関税を回避するため同国に工場を建設するとすれば、米国にとって「不当」だと述べている。
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