- 2023/01/23 掲載
東電、29%値上げ申請=電気代、標準家庭で月2611円アップ
東京電力ホールディングスは23日、電気料金の改定に国の認可が必要な一般家庭向け規制料金について、平均29.31%の値上げを経済産業省に申請した。6月の適用を目指す。申請した月間料金は、電力使用量が260キロワット時の標準家庭の場合、現在の9126円より2611円高い1万1737円。
ロシアのウクライナ侵攻を背景とする燃料価格の高騰で収益が悪化しているため。値上げが実施されれば、東日本大震災後の2012年以来、11年ぶりとなる。
小早川智明社長は同日、東京都内で記者会見し「このままでは(電力の)安定供給に支障を来す恐れがある。お客さまに負担をかけるのは本意ではないが、苦渋の決断に至った」と説明した。
【時事通信社】 〔写真説明〕東京電力ホールディングスの看板
関連コンテンツ
PR
PR
PR