- 2023/01/23 掲載
今年の春闘、最大限の賃上げ期待=木原官房副長官
同日午前に経団連と連合が懇談会を開き春闘における交渉が事実上スタートしたが、木原副長官は経団連が加盟企業に対して賃上げモメンタムの維持・強化を呼び掛けていることに言及しつつ「物価高に対する最大の処方せんは、物価上昇に負けない継続的な賃上げの実現である」と指摘。政府としては、先にまとめた総合経済対策の中に価格転嫁対策や事業再構築、生産性向上など中小企業の支援策を盛り込んでおり、合わせて労働市場改革を推し進めていく方針であると改めて強調した。
一方、北方領土周辺水域での日本漁船の安全操業を定めたロシアとの漁業協定に関し、今年の操業についてロシアが交渉に応じない姿勢を示したことについては「ロシアの主張は受け入れられないし、遺憾である」と表明。ロシアが交渉に応じるよう「粘り強く求めていきたい」とし、合わせて「現時点で影響を受ける漁業者に対しては支援を行っていきたい」と語った。
関連コンテンツ
PR
PR
PR