- 2023/01/23 掲載
ミャンマー事業の売却完了=約205億円で―キリンHD
キリンホールディングス(HD)は23日、ミャンマーでビール事業を手掛ける同国軍系企業との合弁会社「ミャンマー・ブルワリー」の全保有株式について、売却手続きが完了したと発表した。売却額は約205億円。キリンの磯崎功典社長は「選択肢の中で最適な手段で決着した」とのコメントを出した。
キリンは2015年に約700億円を投じてミャンマー・ブルワリー株を取得、キリンが51%、国軍系企業が49%出資していた。しかし、21年2月に国軍によるクーデターが発生。キリンは22年2月に全株を売却する方針を表明し、同6月にミャンマー・ブルワリーに譲渡することで国軍系企業と合意した。
【時事通信社】 〔写真説明〕キリンホールディングス本社=東京都中野区
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