- 2023/01/24 掲載
物価の基調指標、12月は刈込平均値が初の+3%台 最高更新続く
品目ごとの上昇率分布の真ん中に当たる「加重中央値」はプラス1.4%、品目別分布で最も頻度の多い上昇率である「最頻値」はプラス1.6%で、いずれも最高を更新した。上昇品目の比率は81.2%と、8割を上回った。
一連の指標は日銀が総務省発表の消費者物価指数をもとに算出し、毎月発表している。日銀は物価の基調を正確に把握するため、生鮮食品を除く消費者物価指数(コアCPI)だけでなくさまざまなコア指標を総合的に見ている。12月のコアCPIは前年同月比プラス4.0%で1981年12月以来の4%乗せとなり、日銀が目標とする2%の倍になった。
(和田崇彦)
PR
PR
PR