- 2023/02/06 掲載
円急落、132円台前半=日銀総裁人事巡る思惑で―東京市場
6日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=132円台前半に急落した。政府が日銀次期総裁への就任を雨宮正佳副総裁に打診したとの一部報道を受け、金融緩和路線が続くとの観測が広がり、日米金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが先行した。早朝の海外市場では、一時132円台半ばと約3週間ぶりの安値水準に下落する場面もあった。
ただ、市場では「大規模緩和はいずれ変更せざるを得ない」(国内銀行)との見方も根強く、正午にかけては、小幅な値動きが続いた。
正午現在は132円04~04銭と前週末比3円45銭の円安・ドル高。
【時事通信社】 〔写真説明〕日銀本店=東京都中央区(AFP時事)
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