- 2023/02/08 掲載
中国乗用車販売、1月は前年比38%減 補助金・減税終了で
内燃機関車に対する減税と電気自動車(EV)に対する補助金が終了したことが響いた。
EVやプラグインハイブリッド車など新エネルギー車の販売も6.3%減。昨年は90%急増していた。
CPCAの幹部はオンライン会見で「新エネルギー車の1月の販売は予想に届かなかった。単月の販売が前年比で減少するのは異例だ」と発言。春節休暇とEV補助金の終了が販売減少の主因と指摘した。
中央政府は内燃機関車を対象とする自動車取得税の半減措置を年末で失効させた。10年以上にわたって実施していたEV向けの補助金も廃止。米テスラなどの自動車メーカーは市場シェアを維持するため、値下げを迫られた。
これを受けて、地方政府の販売奨励策への依存度が高まっている。
上海市はEVへの乗り換えに1万元(1470ドル)を補助。鄭州、無錫、瀋陽、北京市も自動車販売促進に向けクーポンを発行している。
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