- 2023/02/13 掲載
印当局、アダニ中核企業が撤回した公募増資巡り調査
関係筋によると、証取委は増資手続きが証券法違反や利益相反に該当していないかについて調べているという。
具体的には、増資手続きに参加した長期保有目的の「アンカー投資家」のうち少なくとも、モーリシャスを拠点とするグレート・インターナショナル・タスカーファンドとアユシュマット(Ayushmat)の2社について、アダニとの関係を調べているという。
インドの資本金と情報開示に関する規制下では、企業の創業者や創業者グループに関連する団体は、アンカー投資家として増資に参加できない。
証取委はまた、増資の幹事だった投資銀行10行のうち、エララ・キャピタル(Elara Capital)とモナーク・ネットワース・キャピタルの2行にも接触した。
ヒンデンブルグは、アダニ・グループのプライベートエクイティー(PE)がモナークの一部を保有していることによる利益相反を主張し、エララのモーリシャス拠点のファンドがアダニ関連株に投資しているとも指摘している。
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