- 2023/02/15 掲載
過去に領空内で確認の気球、中国が飛行させた無人偵察用と強く推定=官房長官
松野官房長官によると、中国政府には外交ルートを通じて事実関係の確認と今後このような事態が生じないよう強く求めた。外国の無人偵察用気球などによる領空侵犯は断じて受け入れられないと伝えたという。今後も同盟国・同志国と連携し、これまで以上に情報収集、警戒監視に努めていくとした。
防衛省は14日夜、2019年11月、20年6月、21年9月のものを含め、過去に日本領空内で確認された気球型の飛行物体について、中国が飛ばした無人偵察用気球と強く推定されると発表した。分析を重ねた結果、判断したという。
共同通信など国内メディアの報道によると、日本政府は、中国の偵察用気球の日本上空への飛来を踏まえ、領空侵犯した航空機などに対する武器使用の要件の緩和を検討している。自民党が15日に開いた国防部会などの合同会議で党側に伝えたという。
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