- 2023/02/15 掲載
国民意識に対する発信も重要、役割果たしてもらいたい=日銀新体制で首相
藤岡隆雄委員(立憲)が2%の物価目標が実現しなかったのは、長らく続いたデフレによって物価は上がらないという思いが染みついていたからではないかと指摘。日銀人事において、暮らしの匂いや庶民感覚を考慮したか質問した。
首相は、新総裁の選考に際し、内外の市場関係者に対する質の高い発信力と受信力を考慮に入れたと説明。その上で、新執行部も市場関係者の先に「国民の金融を見る厳しい目があるんだということもしっかりと感じながら、発信力、受信力を磨いてもらいたい」と語った。
政府・日銀が公表している共同声明(アコード)の扱いについては、日銀の人事が正式に決まっていない段階で「内容を変える変えないということを言及することは時期尚早だ」とし、新体制のスタートを実現してからの話だ語った。
(杉山健太郎)
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