- 2023/02/15 掲載
自動車労組、要求書提出=大幅賃上げへ交渉本格化―23年春闘
自動車大手各社の労働組合は15日、2023年春闘の要求書を経営側に提出した。物価高騰で過去最高水準の大幅な賃上げを求める動きが拡大。電動化シフトなど業界を取り巻く環境の変化に応じて人材の確保も狙う。主要電機メーカーの労組も同日以降に要求書を提出し、来月15日の集中回答日に向けて大手企業の個別交渉が本格化する。
日産自動車の労組は賃上げ総額で月1万2000円、SUBARU労組も1万200円と、現行の要求形式に変わって以降、最高水準を要求した。ホンダの労組は、基本給を底上げするベースアップ(ベア)要求額を1万2500円と30年ぶりの高水準に設定し、制度上の昇給分も合わせた賃上げの要求総額は1万9000円。
【時事通信社】
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