- 2023/02/15 掲載
仏ケリング、第4四半期は7%減収 主力のグッチが低迷
中国の新型コロナウイルス流行に伴う混乱で主力ブランド「グッチ」の販売が落ち込んだ。
グッチの売上高は比較可能ベースで14%減の27億3000万ユーロ(29億2000万ドル)。市場予想の11%減を下回った。
連結売上高の予想は比較可能ベースで3%減だった。
ジャンマルク・デュプレ最高財務責任者(CFO)は「(22年のグッチの業績は)われわれの期待に届かなかった」とし、今年の業績改善に自信を示した。
22年のグッチの営業利益は37億3000万ユーロで横ばい。ケリング傘下のブランド「イブ・サンローラン」の営業利益は43%増の10億ユーロ超だった。
デュプレ氏は、渡航規制が解除された中国について、今年初めの状況は「非常に心強い」と発言。グッチは中国への依存度が競合ブランドに比べて高い。
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