• 2023/02/16 掲載

日銀人事、衆院は24日に所信聴取 事前報道「情報漏えいなし」

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[東京 16日 ロイター] - 衆院・議院運営委員会は16日の理事会で、政府が提示した日銀正副総裁の人事案について24日に候補者への所信聴取を行うことを決定した。理事会には松野博一官房長官が出席して人事の事前報道に関する調査結果を報告し、政府・候補者計17人に対する聞き取り調査の結果、情報漏えいはなかったと説明したという。理事会後、山口俊一委員長が明らかにした。

24日午前9時半から議院運営委員会を開き、午前に日銀総裁候補の植田和男氏、午後に副総裁候補の氷見野良三氏と内田真一氏の所信聴取と質疑を行う。候補者の同意が得られれば、インターネットで中継する。

山口委員長によると、政府は日銀人事の事前報道を巡り、事前に情報を知り得た政府関係者14人と正副総裁の候補3人に聞き取り調査を実施した。報道機関を含む第三者に人事情報を提供した人はおらず、資料管理の不備などによる情報漏えいもなかった。

人事についての報道が出た10日時点で政府から候補者に就任要請はしておらず、正式に要請したのは13日という。

日銀人事を巡っては日本経済新聞が6日、政府が雨宮正佳副総裁に総裁への就任を打診したと報じたが、10日には各社が植田元日銀審議委員の起用を固めたと報じていた。野党は事前に報道が出たことを問題視し、経緯を調査して説明するよう求めていた。

松野官房長官は理事会で事前報道が出たことを陳謝し、松野氏の説明を野党も了承したという。山口委員長は、情報管理のさらなる徹底を求めた。

国会同意人事に関しては、政府が情報管理を行うほか、事前に報道された場合に情報漏えいの有無を調査し両院の議運理事会に報告する2013年の申し合わせがある。山口委員長は、申し合わせの妥当性について筆頭理事間で協議する方針を示した。

(和田崇彦 編集:田中志保)

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます