- 2023/02/22 掲載
長期金利、連日の「上限」超え=日銀、臨時オペで抑え込み
22日の東京債券市場で、長期金利の指標となる新発10年物国債の流通利回りが一時0.505%に上昇(債券価格は下落)し、日銀が容認する変動幅の上限0.5%を前日に続き上回った。日銀総裁の交代を前に市場では金融政策の修正観測がくすぶっており、金利上昇圧力が強い状況が続いている。
これに対し日銀は22日午前、臨時の国債買い入れオペレーション(公開市場操作)を実施。午後には1月に導入を決めた期間5年の資金供給オペを28日に行うと予告した。投機的な国債売りをけん制し、金利の抑え込みを図っている。
【時事通信社】
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