- 2023/02/24 掲載
暗号資産関連で流動性リスク=米FRBなど、金融機関に警告
【ワシントン時事】連邦準備制度理事会(FRB)など米金融当局は23日、金融機関に対し、暗号資産(仮想通貨)関連で預金流出など流動性リスクが高まることを警告する共同声明を発表した。暗号資産を巡っては、交換業大手FTXトレーディングが経営破綻するなど、不安が広がっている。
FRBと連邦預金保険公社(FDIC)、通貨監督庁(OCC)は、暗号資産事業者による預金は「市場の変動や事業の脆弱(ぜいじゃく)性などによって影響を受けやすい」と指摘。「(各事業者の)顧客が関連の市場動向や報道、先行き不透明感に対応することで、預金が大規模かつ急速な流入・流出に見舞われる可能性がある」と警戒を示した。
【時事通信社】
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