- 2023/02/25 掲載
インフレに迅速かつ力強く対処する=ジェファーソンFRB理事
同理事は、シカゴ大学ブース・ビジネス・スクール主催の会議で、FRBが過去に行ったインフレ対策に基づくと今回は景気後退が不可避との見解を示した研究論文に対して発言。
政策立案者はインフレ鎮静にはコストがかかると予想すべきとの考え方は「かなり合理的」だと指摘する一方、FRBが過去の高インフレ時より信頼を得ていること、現在のインフレの少なくとも一部は一過性のパンデミック(世界的な大流行)関連要因によってもたらされていること、FRBはすでに早期かつ積極的に行動していることなどから、今回の局面はこれまでの事例とは異なる可能性があるとした。
ただジェファーソン理事は、金利をどの程度まで引き上げる必要があるのか、どの程度の期間金利を維持する必要があるのかについては言及しなかった。
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