• 2023/02/25 掲載

米新築住宅販売、1月は10カ月ぶり高水準 前月比7.2%増

ロイター

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[ワシントン 24日 ロイター] - 米商務省が24日発表した1月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比7.2%増の67万戸と昨年3月以来、10カ月ぶりの高水準となった。ただ、住宅ローン金利は最近再び上昇しており、住宅市場の回復を減速させる可能性がある。

昨年12月の販売戸数は当初発表の61万6000戸から62万5000戸へ上方改定された。

今年1月は南部で急増した一方、残る3地域の北東部、中西部、西部では減った。

ロイターがまとめた全体の販売戸数の市場予想は62万戸だった。前年同月比は19.4%減。

住宅市場は、米連邦準備理事会(FRB)の積極的な利上げで最も大きな打撃を受けている。住宅投資はこれまでに7四半期連続で減り、減少期間として2009年以来の長さ。

一方、住宅市場は最悪期を脱しそうな兆しも出ている。今年1月の中古住宅販売件数の減少は小幅にとどまり、全米住宅建設業者協会(NAHB)が発表した2月のNAHB/ウェルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は5カ月ぶりの高水準を付けた。

ただ、FRBが今年夏にかけて利上げを続けるとの見通しを背景に、住宅ローン金利は再び上昇傾向になっている。

米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)のデータによると、直近週の30年物住宅ローン固定金利は平均で6.50%と約3カ月ぶりの高水準となり、3週連続で上昇した。前週は平均6.32%だった。

1月の新築住宅価格の中央値は42万7500ドルとなり、前年同月より0.7%低下。1月末時点の新築住宅の在庫は43万9000戸で、昨年12月の45万2000戸から減った。

今年1月の販売ペースに基づく在庫の消化期間は7.9カ月となり、昨年12月の8.7カ月から低下した。

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