米耐久財コア受注、1月は0.8％増　予想上回る

[ワシントン ２７日 ロイター] - 米商務省が２７日に発表した１月の耐久財受注統計で、民間設備投資の先行指標とされるコア資本財（非国防資本財から航空機を除く）の受注は前月比０．８％増となった。コア資本財の出荷も回復し、第１・四半期序盤の設備投資増が示唆された。

１２月の受注は０．３％減だった。

ロイターがまとめたコア資本財受注のエコノミスト予想は０．１％増だった。

１月は前年同月比で５．３％増加した。

電気機器、家電・部品、機械、第一次金属、コンピューター、電子製品の受注が増加した。

国内総生産（ＧＤＰ）で設備投資の算出に用いられるコア資本財の出荷は１．１％増と、前月の０．６％減から増加に転じた。

一方、耐久財受注は４．５％減。前月は５．１％増加していた。

輸送用機器は１３．３％減。前月は１５．８％増加していた。

自動車は０．２％増加したが、変動が大きい民間航空機が５４．６％と大きく減少したことが響いた。前月は１０５．６％増加していた。