中国製造業ＰＭＩ、2月は12年4月以来の高水準　予想上回る

［北京　１日　ロイター］ - 中国国家統計局が１日発表した２月の製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）は５２．６と１月の５０．１から予想以上に上昇し、２０１２年４月以来の高水準を記録した。新型コロナウイルス規制解除に伴い、生産が増加していることが背景。

ＰＭＩは５０が景況改善・悪化の分岐点となる。市場予想は５０．５だった。

中国では昨年１２月に厳しいコロナ規制が解除された。

統計局は、コロナによる影響が和らぐとともに景気支援策の効果もあり、生産再開の動きが加速したと指摘した。

２月の非製造業ＰＭＩは５６．３と、前月の５４．４から上昇した。

製造業と非製造業を合わせた総合ＰＭＩは５６．４。前月は５２．９だった。