- 2023/03/16 掲載
「ザラ」のインディテックス、販売好調 事業拡大や自動化に投資へ
昨年に続き販売が好調なことが浮き彫りとなった。
昨年度(1月31日まで)は27%の増益。店舗販売とオンライン販売は18%増の326億ユーロ(349億9000万ドル)と、新型コロナウイルス流行前の2019年の水準を15%上回った。
同社は1株配当を29%引き上げ1.20ユーロにすると発表。
2023年の設備投資は16億ユーロ(16億9000万ドル)と、予想を上回った。米国事業拡大やスペインの配送センターの自動化などに充てる。盗難防止用タグを段階的に廃止し、チップを衣料に織り込む形にすることも明らかにした。レジの待ち時間を最大50%短縮できるという。
予想を上回る設備投資を受けて株価は5%下落したが、オスカー・マセイラス最高経営責任者(CEO)は、将来の成長に向けた投資の継続は適切だと主張した。
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