- 2023/03/20 掲載
台湾輸出受注、2月-18.3%で予想以上に減少 中国低調
インフレと金利上昇で外需が圧迫される状況が続いている。国別では中国からの受注が低調だった。
アナリスト予想は15.0%減、1月は19.3%減だった。
経済部は家電の受注が予想を大幅に下回り、特に電子機器と通信機器が振るわなかったと説明した。通信機器の受注は前年比20.3%、電子機器は21.9%それぞれ減少した。
高インフレと金利上昇による圧力が続き、ウクライナ戦争が終息する兆しも見られないことから、世界経済の成長は今後数カ月間伸び悩む可能性があると指摘した。
しかし高性能コンピューター、人工知能(AI)、クラウドデータセンター、自動車用電子機器などの新技術に対する需要によって相殺されるとしている。
3月の輸出受注は前年比20.2%─23.4%減少するとの見通しを示した。
2月は中国からの受注が前年比35.5%減少した。1月は45.9%減だった。米国は12.6%減、1月は14.7%減。
欧州も13.1%減少したが、日本からの受注は5.5%増加した。
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