• 2023/03/29 掲載

午前の日経平均は3日続伸、円安や配当狙いの買いが支援

ロイター

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[東京 29日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比107円74銭高の2万7625円99銭と、3日続伸した。ドル/円相場での円安進行や、配当狙いの買いが指数を支援した。一方、米ハイテク株安を受け、東京市場でも指数寄与度の大きい半導体関連銘柄は朝方から軟調に推移した。

日経平均は31円高でスタートした。その後は一時マイナス圏に沈む場面もみられたが、すぐにプラス圏に切り返し、徐々に上げ幅を拡大。一時、前営業日比約170円高の2万7689円まで上昇した。きょうは3月末の権利付き最終売買日ということもあり、配当取りを狙った買いが指数を支援した。ドル/円相場が円安方向に振れたことも、輸出関連銘柄の支えとなった。

みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジストは「金融不安が徐々に消化されているので、昨今のグロース株(成長株)買いのバリュー株(割安株)売りの動きが巻き戻されている」との見方を示した。後場にかけても、特に下げる要因がないことから、現在の水準は維持するのではないか、という。

主要3指数がそろって下落した前日の米国市場では、足元で買われていたハイテク関連銘柄への売りが、相場の重しとなった。その流れを受け、東京市場でも指数寄与度の大きい半導体関連銘柄は軟調に推移した。

TOPIXは0.49%高の1976.39ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆2843億9600万円だった。東証33業種では、海運業や医薬品を除く31業種が値上がり。

個別では、指数寄与度の大きいソフトバンクグループが5%高と朝方から堅調に推移した。主力のトヨタ自動車は1.1%高、ホンダは1.5%高と自動車株も底堅かった。一方、東京エレクトロンやアドバンテストは軟調。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1492銘柄(81%)、値下がりが284銘柄(15%)、変わらずが58銘柄(3%)だった。

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